的確なお客さん対応が重要!?タクシー運転手の転職で給料を安定させるコツとは

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的確なお客さん対応が重要!?タクシー運転手の転職で給料を安定させるコツとは

タクシー運転手は歩合制という制度を採用しているため、成果を上げることができなければ給料は下がってしまいます。

あらかじめ給料が定められている固定給と違い、歩合給は安定性に欠けるので、安定志向が強い人はタクシー運転手への転職をためらうこともあるでしょう。

ただ、工夫次第ではタクシー運転手でも安定した環境で働くこともできます。今回は、タクシー運転手が給料を安定させるコツについて紹介します。

タクシー運転手に転職して給与を安定させる方法2つ

給与が不安定と考えられがちなタクシー業界ですが、毎月の収入を安定させる方法というのもあります。タクシー運転手として腰を据えて働いていくために特に重要なのが、「どこのタクシー会社に所属するか」ということです。

ここからは、転職後に後悔することのないよう、タクシー運転手として安定的な収入を得る方法を2つ紹介します。

できるだけ大手のタクシー会社に転職する

タクシー会社は歩合制で実力主義な業界というイメージが強く、「どこで働いても給料が変わらないのでは」と思われがちです。しかし実際は、働く会社によってかなり違いが出てきます。基本的に、会社の規模が大きいほど、社員のライフスタイルをサポートする待遇や福利厚生が充実しているでしょう。

また、東京のタクシー大手4社は、大企業と契約し、「共通タクシーチケット」や「共通プリペイドカード」などを取り扱っています。チケットを持っている利用者は、ほぼこの4社のタクシーを選ぶので、大手に就職すれば安定してお客さんを乗せることができるようになるのです。

それだけでなく、東京の大手タクシー会社は、そのグループの車両しか乗り入れることができない「専用のタクシー乗り場」を都内数箇所に設けています。これらのことから、大手のタクシー会社に転職すれば、中小の乗務員よりも安定して稼ぐことができます。

A型賃金やAB型賃金の給与体系の会社を選ぶ

タクシー運転手の歩合制には、実は3つの種類があり、それは、「A型賃金」「B型賃金」「AB型賃金」です。A型賃金は、固定給+歩合(+賞与)という営業系の職種に多くある給与体系で、B型賃金は稼いだ分だけ取り分になる完全歩合制と呼ばれるものです。AB型賃金は、A型とB型の2つを合わせ持つ、ハイブリッド型の給与体系となっています。

A型賃金やAB型賃金は固定給がついている分、未経験でも安心して業界に飛び込むことができるのがメリットです。しかし、完全歩合制だからと言って安定していないかと言えば、必ずしもそうではありません。

固定給が高い所でしっかり経験を積み、稼ぐためのコツやノウハウをたくさん身につければ、完全歩合給でも安定して高収入が稼げるパターンもあります。自分の能力や仕事量に合った賃金体系を選ぶことが、タクシー運転手として安定して稼ぐために最も大切でしょう。

東京で働けば安定感がアップする

厚生労働省によるデータによると、2019年の男性タクシー運転手の平均年収は348万円でした。ただ、東京のタクシー業界の平均年収は450万円となっており、東京は全国平均よりも100万円近く給料が多いです。

このように、タクシー運転手という職業は、地域によって年収の差額が大きくでます。安定して稼いでいくためには、タクシーの利用客が多い、自動車の所有率が低い、有名な観光スポットがたくさんあるなど、タクシー運転手の需要が高い地域で働くことがとても重要となるのです。

しかし、東京は他の地域よりも家賃や物価が高いので、毎月の生活費の支出が多くなりやすいというデメリットがあります。このようなリスクを回避するために、「寮完備」の求人に応募するという方法もあります。

寮ありの生活は、会社が家賃や光熱費などの何割かを負担してくれるケースも多く、毎月の生活費を節約することができるのです。また、寮の多くが会社の近くに建てられているので、通勤の費用や手間がかからず、通勤の辛さがないことで高いモチベーションを維持したまま仕事に励むことができます。

こういった生活は収入だけでなく精神的な安定にも繋がるため、地方から転職する場合は寮があるかどうかチェックするのも重要です。

ファンを作ることが安定した収入へとつながる

タクシー運転手は接客業でもあるので、接客を上手くできるようになるほど、ファンや馴染みの客を増やすことに繋がります。タクシーは高価なものというイメージを持っている人もおり、実際にタクシーを利用する人というのは限られています。

しかし、中には毎日通勤や仕事のためにタクシーを使っているという人もいるのです。そのような人は、違う日に同じ場所でまたタクシーに乗る可能性があります。次回の営業に繋げるために、「いつもあの場所でタクシーに乗るのですか?」と情報を収集したり、しっかり自分の顔を覚えてもらったりすることが大切です。

相手から受けた行為に対し、「お返ししたい」と感じる心理のことを、返報性の原理と言います。笑顔で、真心を込めて丁寧にお客さん対応をすることにより、「またあなたの運転するタクシーに乗りたい」「売り上げに貢献したい」と、利用者に思ってもらうことができます。タクシー運転手として安定して稼ぐためには、「リピーターをどれだけ増やすことができるか」ということが大切です。

安定するかしないかは全て自分次第

完全歩合制というイメージにより、安定しない職業だと勘違いされやすいタクシー運転手。しかし、実際は歩合制の他に固定給がついている給与体系もありますし、完全歩合制だったとしても、実力さえ備われば安定した収入を得ることができます。

また、タクシー運転手として安定して稼ぐためには、ファンの存在を忘れないということが大切です。丁寧な接客を心掛け、リピーターを増やすことができれば、収入も安定していきます。