これまでのスキルや経験が活かせるタクシー運転手は喜びとやりがいのある仕事

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これまでのスキルや経験が活かせるタクシー運転手は喜びとやりがいのある仕事

運転手になろうと考える人が増えていると言います。都内なら客も多く、スキルとしても運転免許があればいいし、困った客だけ我慢すればいいだろう、という考えがあるからかもしれません。しかしタクシー運転手にもスキルを活かした特殊なものはあり、簡単な仕事ではありません。むしろ、これまでのスキルや人生経験を活かす仕事であり、そこにやりがいを感じることのできる仕事と言っても良いでしょう。

タクシードライバーへの転職で気を付けるポイント

タクシードライバーはある種の接客業なので、対人スキルが必要になります。また、スーパーのレジなどのように多数の人を相手に数をこなすタイプの接客ではなく、同じ人と30分や1時間同じ空間にいて、なごやかに会話を続ける場合も多くあります。

そういった時に、それまで就いていた仕事での営業トークや雑談力が存分に活かされます。中高年でのタクシードライバーへの転職が多いのは、その部分で人より優れているものを身に着けていると考える人が多いからでしょう。

環境や待遇は、タクシー会社によって異なります。歩合制のイメージが強いタクシードライバーですが、給料保証をした上で、一定以上を歩合制としている会社もあります。

初めてタクシードライバーになる人は、いきなり完全歩合制のところに飛び込むのではなく、慣れて経験を積むまでは給料保証のある会社を探した方が良いかもしれません。客が取れなくて毎日過重労働をしていては体を壊してしまいます。転職する際には条件をしっかりと確認して、自分に合った就業形態の会社を選ぶことが重要です。

ガイドスキルの求められる観光タクシー

タクシードライバーにも、普段街で見掛けるような普通の送迎以外の仕事があります。観光タクシーと呼ばれるものもその一つで、観光バスを小規模にしたサービスと言ったところでしょうか。

バスではないので乗れる人数に限りがありますが、2、3人程度を乗せて観光地をガイドしながら回るサービスです。通常のタクシーと比べると少しだけオシャレをしたタクシーと、そのドライバーが観光地をガイドして回ります。

観光タクシーのドライバーは道だけを知っていれば良いのではなく、観光ガイドも務めなければなりません。そのため、その土地についての詳しい知識が求められます。都内観光では浅草や新宿などの人気スポットのガイドスキルは必須でしょう。

また、トラブルなく客を案内するエスコートスキルも求められます。特定の土地に以前勤めていたり、営業でよく訪れていて詳しかったりしたら、その経験が活かされることになります。

介護やヘルパーと送迎を兼ねたケアタクシー

また、介護やヘルパーとタクシードライバーを併せたようなサービスで、ケアタクシーがあります。主に要介護の客を安全に送迎するサービスです。高齢者や体の不自由な人が使うサービスで、たまの遠出などに使われている他、日常的にも通院が大変だという客に需要があります。

これは介護福祉士などの資格取得をした人がタクシードライバーになった際に、特に向いているサービスです。

要介護者は家族や知り合いに送ってもらえなければタクシーを利用するしかありません。しかし普通のタクシーでは面倒を掛けてしまうこともあるため、どうしても気にしてしまったり、遠慮しながら使ってしまいます。その需要に目を付けて、それに特化したケアタクシーが生まれたのでしょう。

介護が必要な人専用のタクシーにすることで、客に気軽に使ってもらえるサービスとなっています。タクシードライバーになる人で介護方面の資格を持っているのなら、それらを活かす分野も検討してみるといいかもしれません。タクシードライバーは普段からどんな客でも乗せていますが、要介護者としても専用の運転手のいるケアタクシーの方が、安心して使えるサービスと言えるでしょう。

サラリーマンの経験も活かせるタクシードライバー

タクシードライバーでこれまでのスキルを活かす場面は他にもあります。タクシーは人の流れを読む仕事なので、サラリーマンならこういう動きをするだろうな、という予測ができると客を取りやすくなります。例えば電車が止まった、などのニュースがあれば、その路線の駅に急速な需要が生まれます。

雨が降り出した朝9時前の時間帯には、バスが遅れるために念のためタクシーを取るという需要があるかもしれません。

夜の終電後もタクシーの稼ぎどきです。タクシーの需要と言えば飲み会や宴会で、車で帰れなくなった人や、終電を逃して帰れなくなった人がタクシーを求めます。宴会時期というものもあるため、年末年始や4月など、宴会が多いだろうなという時期を予想して上手く客を捕まえることができるでしょう。

これらはサラリーマンを経験していれば予測できる部分が多く、これまでの経験を活かしたタクシードライバーのスキルと言えるでしょう。

これまでの経験とスキルを活かした働き方

ケアタクシーや観光タクシーなど、それほどメジャーではなくてもタクシーの形は増えています。そして需要もまた下がって行くことはないと言われており、タクシードライバーを転職先に考えるのは悪くない選択肢と言えます。

そこに自分なりのプラスアルファを追加できれば、これまでの経験やスキルを活かした有意義な働き方になると言えるでしょう。