タクシー運転手に転職するならUターンIターンするよりも都心のタクシー会社の方が高給与が狙える

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タクシー運転手に転職するならUターンIターンするよりも都心のタクシー会社の方が高給与が狙える

プライベートの時間を確保しやすいということで転職先として人気のあるタクシードライバーですが、より慣れ親しんだ環境で働こうとUターンやIターンした先で就職しようと考える人が多いようです。しかし、高給与を狙うのであれば、地方よりもむしろ都心のタクシー会社に就職した方がよいのです。以下では、タクシー会社の給与事情について見ていきますので、参考にしてください。

なぜ都心のタクシー運転手は高給与なのか

最初に、なぜ都心のタクシー会社でタクシー運転手として働く方が、地方に比べて高い給与が得られる背景について見ていくことにしましょう。何といっても、都心には地方と比べて圧倒的に多くの人がおり、常にタクシーに対する大きいニーズが存在しています。

また、公共交通機関が動いていない夜間から明け方にかけてオープンしている飲食店なども多いため、必然的にタクシーを利用しなければ家に帰れないという人もかなりの数がいるのです。さらに、国内外から観光で都心を訪れる人も後を絶たず、そのような観光客がタクシーを使って移動するケースも少なくありません。

これらの状況が相まって、都心でタクシー運転手として働く方が、地方で働く場合と比べて、圧倒的に多くの利用客をゲットしやすくなっています。基本的にタクシー運転手の給与は歩合制である場合がほとんどですので、利用客が多ければ多いほど、得られる金額は大きくなるというわけです。

本当に都心のタクシー運転手の給与は高いのか

理論上は都心のタクシー運転手の方が高い給与を得やすいということが分かったとしても、実際に得られている給与は本当に都心と地方で大きな差があるのでしょうか。この点について確かめるために、ここでは厚生労働省が公表している賃金構造基本統計調査において示されている都道府県別のタクシー運転手の給与水準を見ていきます。

まず、2017年の調査結果によると、都心がある東京都のタクシー運転手の平均年収は420万円弱となっています。平均的なサラリーマンの給与水準と比べると、概ね同じくらいであると考えてよいでしょう。また、東京に次ぐ都市部である神奈川や大阪、愛知を見てみると、350万円から380万円程度となっており、こちらも東京ほどではないにしても、それほど悪くない水準であると言えます。

一方、それ以外の多くのエリアでは、200万円台から高くても300万円台前半くらいが平均的な年収の水準ですので、これを見てもいかに都心でタクシー運転手として働いた方がより多くの給与を得られるということが分かるのではないでしょうか。また、都心のタクシー会社の中には半年から1年ほど給与保証があるところもあるため、未経験で転職した場合でも安心です。

都心でタクシー運転手をする際に注意すべきこと

都心でタクシー運転手として働く場合には、いくつかの点に注意する必要があります。

まず一つ目は、地方の利用客と違って、都心の利用客は目的地の住所を言わずにビル名だけを告げる場合が多いという点です。特に、地方から上京してタクシー運転手として働き始めた人が驚くポイントなのですが、都心の利用客はタクシー運転手はそこそこ名の知られたビルについてはすべて頭に入っているものと考える傾向にあります。

そのため、いきなりビル名を告げられてあたふたしないためにも、まずは目的地として指定されやすいビルについてはその位置関係を徹底的に頭に叩き込むようにするといった地道な努力が効率よく稼働するためには重要となるのです。

また、二つ目に注意すべきポイントは、同じ都心であっても、エリアごとに利用客の特性が大きく異なるということです。東京であれば中央区や千代田区などはビジネス目的でタクシーを利用する人が中心であるのに対し、台東区や品川区などでは観光目的の利用客も多くいます。

そのため、前者を中心に営業するのであればオフィスビルの場所を覚えておくべきですが、後者の場合には有名な観光スポットの場所を優先的に頭に入れた方がよいでしょう。

都心のタクシー運転手の年収例

では最後に、都心のタクシー運転手の年収例を見ておくことにしましょう。給与の計算方法はタクシー会社によって異なるため、一律には言えませんが、都心の場合にはほとんどの場合が完全歩合制となっています。イメージとしては、営業によって得られた運賃の半額程度が自分の取り分になり、そこから社会保険料などが控除されて残りが手取りになるという感じです。

そのため、なるべく多くの年収を得るためには、可能な限り効率よく稼働する必要があるのですが、それができるタクシー運転手の場合には、700万以上の年収を稼ぐことも決して難しくはありません。

実際、稼いでいるタクシー運転手の年収を見てみると、1,000万超えは珍しくなく、なかには2,000万円近く稼いでいる高給取りも存在しています。

そこまでの大きな給与を得るのは地方ではほとんど不可能に近いため、この年収例だけ見てもいかに都心の方が稼ぎやすいということが分かるのではないでしょうか。

都心で稼げるタクシー運転手になろう

以上で見てきたように、収入を増やすことを目的にするのであれば、都心でタクシー運転手に転職するというのは有力な選択肢となります。

もちろん、転職しただけですぐに高給が得られるようになるわけではありませんが、努力次第で大企業に勤めるサラリーマンよりも大きな収入を得られる可能性もありますので、少しでも高い給与を目指したい方はぜひ一度チャレンジしてみるとよいでしょう。