新卒でタクシードライバーに就職!若手社員が都内に集まる理由

タクシードライバーを想像してくださいというと、たいていの人が「おじさん」を思い浮かべるのではないでしょうか。
確かに、タクシードライバーは年配の男の人がやっていることが多いです。
しかし、2019年現在では、新卒で東京都内のタクシードライバーになる人も増えているのです。

今回は、新卒が続々とタクシードライバーを仕事に選ぶ理由を紹介していきます。

増加する新卒タクシードライバー

かつてはタクシードライバーの採用は中途がメインでしたが、2010年代後半から新卒採用枠を広げる会社も増えてきました。
東京のある大手タクシー会社では、2012年には10人だった新卒ドライバーが、2015年には109人まで大幅増加した記録もあります。

この新卒ドライバー増加の背景には、タクシー業界の事情が絡んでいます。
タクシー業界では、ドライバーの高齢化が進んでいて、多くのドライバーが引退をして、数がどんどん減っていたのです。

それに対して、日本に訪れる観光客の増加などでタクシーの需要は高まっていました。
そのため複数のタクシー会社では、業界の若返りを図るために新卒採用を強化したのです。

また、タクシー業界にもIT化の波が来ており、ソフトウェアやスマホアプリなどを利用した業務の効率化などが進んでいました。
この最先端技術をうまく活用するために、若い世代が必要とされるようになったのです。

新卒が都内でタクシードライバーになる理由

タクシードライバーは基本給プラス歩合制だったり、完全歩合制だったりと、とにかく実績が給与に直結します。
年収を上げたいなら、1日にたくさんのお客さんを乗せることです。
その点を考慮すると、東京都内はまさにしっかりと稼げる場所といえるでしょう。

東京は日本一の人口数を誇り、その数は他の追随を許しません。
会社や飲食店の数も膨大で、昼は会社員、夜はお酒を飲んだ人がお客さんとして見込めます。
また、外国人観光客は、タクシーをよく移動手段に使うので、彼らからも収益が期待できます。

具体的にどれほどの儲けになるかというと、都内にある大手タクシー会社が公開している年収情報を見ると、未経験1年目の人の平均年収は458万円という数値になっています。
タクシードライバーは歩合制なので、たくさんのお客さんを乗せれば平均を大きく超えることも可能です。

1年目からたくさん稼ぎたいけれど、2種免許を持っていないという人もいるでしょう。
免許がなくても心配することはありません。
多くのタクシー会社は、社員の免許取得の費用を負担してくれるのです。

免許取得後は徹底した路上研修もあります。
入社後のサポートが厚いので、安心してタクシー会社に入社できるのです。

タクシードライバーの働き方は、朝から夕方まで乗務する日勤と、夕方から深夜まで働く夜勤、そして朝から深夜まで働く隔日勤があります。

隔日勤は1日の労働時間が長い代わりに、次の日が明番という休みの日になります。
明番は次の乗務に支障がでないように体調を整えるための休日です。
公休も含めれば、隔日勤だとひと月の勤務日数は11~13日となり、プライベートの時間をたっぷり確保することができます。

隔日勤の労働時間は長いですが、ドライバーが事故を起こさないように3時間の休憩が設けられています。
このように、労働条件がいいのも、新卒がタクシードライバーを選ぶ理由の1つです。

タクシードライバーはキャリアアップも狙える

タクシー会社に長く勤めていれば、他の会社同様にキャリアアップも可能です。
会社によってキャリアアップの過程は異なりますが、一般ドライバーとして経験を積んだあとは、ハイヤー乗務員などの上級ドライバーに昇格したり、営業所勤務や運行管理を任されることが多いです。

会社によっては、そこからさらに目覚ましい活躍をすれば、幹部クラスにまで昇り詰めることできます。
キャリアアップも望めるので、新卒は希望を持ってタクシー会社に入社することができるのです。

新人の定着率が高い蔦交通

数あるタクシー会社のなかで、とりわけ若手社員が生き生きと働けている職場が「蔦交通」です。
蔦交通は、新人ドライバーの定着率が非常に高いのが特徴です。
その数値は90%以上になっており、業界で平均68%と言われている新卒の定着率と比べると、高い水準であることがわかります。

蔦交通では、20代から70代までの幅広い世代のドライバーが所属していますが、世代による垣根が低いのが特徴です。
若手社員がベテランドライバーと話しやすい環境ができており、日々の雑談のなかでいろいろなアドバイスがもらえます。

また、タクシーを走らせながらお客さんを効率よく探すレッスンが随時開催されていて、新人のスキルが上がるのも早いのです。
こうしたレッスンや先輩との交流のなかで、営業力や接客サービスが1年目からぐんぐん身につくため、若手社員が仕事に自信を持てるようになって高い定着率に繋がっています。

タクシードライバーはきつい仕事というのはもう古いイメージ

タクシードライバーは、やる気があるなら新卒からでもどんどん稼げます。
ベテラン・新人関係なく実績が評価されるのも、新卒がタクシードライバーを選ぶ理由といえます。

隔日勤で働けば年間の休みは200日以上になります。
会社によっては仮眠室もあるので、長時間労働でもしっかりと休息がとれます。

ドライバーの労働環境が悪いというのは古いイメージです。
正しい認識が進むことで、今後も新卒ドライバーが増えていくことでしょう。