東京のタクシードライバーの平均年収・給料は?転職を決める前に知っておくべきこと!

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東京のタクシードライバーの平均年収・給料は?転職を決める前に知っておくべきこと!

地方から東京へ転職する人は多くいますが、東京でタクシードライバーに転職しようと考えている人も多いことでしょう。
タクシードライバーといえば、がんばればがんばるほど稼げるというイメージのある仕事ですが、本当に稼げる職業なのでしょうか。

東京のタクシードライバーへの転職を後悔しないためには、あらかじめ平均年収や給料のことを知っておく必要があります。

東京のタクシードライバーの平均年収・給料はいくら?

一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の統計調査によると、平成30年の全国男性タクシードライバーの平均年収(年間給与+年間賞与)は、348万3,200円です。
東京のタクシードライバーでは、平均年収470万1,800円、年間給与を抜いた月間の給料に換算すると37万9,200円です。
全国平均よりも100万円以上平均年収が高いことから、東京は日本で最も稼ぎやすいエリアだと言えます。

ただし、年収=手取り額ではないことに注意しなければなりません。
社会保険料や住民税、所得税などの税金が給料から引かれるため、実際に受け取る金額は2〜3割程度低くなります。
そのため、400万円前後が東京のタクシードライバーの平均的な手取り額です。

タクシードライバーの給料の仕組み
タクシードライバーは個人で仕事に取り組む時間が多いため、一般企業の給料の仕組みとは大きく異なります。
タクシードライバーの給料の仕組みは、”完全歩合制”もしくは”固定給+歩合制”を導入している会社がほとんどです。

まず、完全歩合制とは、個人の業績や成果によって給料が決まる仕組みです。
がんばればがんばるほど給料は上がりますが、客が少なければ、その分給料も低くなってしまいます。

次に、固定給+歩合制とは、最低限の給料を保証した上で、その上積みとして歩合制を導入する仕組みです。
客が少ない時期でも最低限の給料を受け取ることができるので、タクシードライバーとしては安心ですが、完全歩合制よりは給料の上限が低くなるでしょう。

東京のタクシードライバーの平均年収が高いのはなぜ?

人口が多い
東京都の調査によると、令和元年10月1日現在の東京都の人口は、推計で約1,400万人です。
これは、日本の人口の1割以上の人口になるため、人口が多い分タクシーを利用する人の数も増えます。
さらに、平成27年の国勢調査によると、1日に290万人を超える人々が東京都外から訪れているということが判明しています。

つまり、東京に住んでいる人に加え、県外から通勤・通学する人や、観光客などが東京を訪れるため、東京はタクシードライバーにとって客を探しやすいエリアだと言えるでしょう。
特に、よくタクシーを利用するであろうビジネスマンを狙えるオフィス街は、最も稼ぎやすいエリアかもしれません。

車を持っている人が少ない
東京23区であれば、電車の路線が整備されており、移動には電車があれば困りません。
また、駐車場のある店が少ないため、東京に住む人はあまり車を持っていません。
そのため、電車やバスなどの公共交通機関が、東京に住む人にとっての主な移動手段です。
また、電車やバスが運行していない時間帯であれば、さらにタクシーの需要が増えます。

稼ぐ運転手になるためには

最低限の給料が保証されているタクシー会社が多いとはいえ、タクシードライバーは給料の格差が大きい職業だと言えます。
稼ぐ運転手になるためには自分なりの工夫が必要ですが、そのためには2つの重要なポイントがあります。

情報収集
多くの客を獲得するには、人が多い場所、タクシーの需要が高い時間帯などを把握するための情報収集が必要です。
人が多い場所を把握するためには、街の情報を知ることが大切です。
話題やのスポットや、イベントが開催される場所など。

このような街の情報に敏感になれば、おのずと稼げる場所を見極めることができるはずです。
また、人の流れは流動的です。
以前は人気だった場所でも、何かしらの理由で急に人が少なくなることもあります。
そのため、常に最新の情報を集めることが大切です。

常に考える
ただやみくもにタクシーを走らせても、客を獲得するのは難しいでしょう。
場所や時間帯、時期などのさまざまな理由によって人の流れは変化するため、客を獲得するための方法を常に考えながら仕事に取り組むことが大切です。

また、タクシードライバーは、ドライバー業と同時に接客業もこなさなければなりません。
そのため、客を獲得するための方法だけでなく、どうしたらタクシーの利用客を増やせるかについても考える必要があります。
客を獲得するための方法や、サービス向上のための方法を考えることで、売り上げも向上していくでしょう。

転職を考える上で

タクシードライバーは未経験者でもなりやすく、転職を考えるには魅力的な職業です。
また、多くのタクシー会社で歩合制が導入されていることもあって、仕事のがんばり次第で高い年収も狙えます。

ただし、東京のタクシードライバーになれば誰もが稼げるというわけではなく、稼ぐためにはそれなりの努力をしなければなりません。
タクシードライバーへの転職を考えている人は、平均年収や給料だけでなく、仕事上の苦労なども考慮する必要があります。